はじめに

　当クリニックでは分娩を取り扱っておりませんが、里帰り分娩を予定されている妊婦さんや、他院で分娩を予定されている方でも、当院で妊婦健診はお受けいただけます。
　当院では産婦人科専門医が、毎回超音波検査で赤ちゃんの健康状態をお母様と一緒に画面を見ながら確認しております。
また御来院いただければ、超音波の画面をご家族の方と一緒にご覧頂くことができます。やがて誕生される新しいご家族の様子を、お腹にいるときから接することによって、より親近感が生まれ、今後の育児に役立つものと考えます。お時間がございましたら、是非ご一緒にご来院下さい。 
ご来院できなくでも、赤ちゃんの様子、成長が分かるように超音波検査の映像をお渡し致しております。

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　当クリニックでの妊婦健診の流れ

 

【妊娠の確認】
　予定月経が1週間以上遅れてもこなかったり、ご自身で妊娠反応検査が陽性になったりなど、妊娠の兆候がありましたら、ご来院下さい。
超音波検査で胎嚢（たいのう：赤ちゃんが育つ袋）や胎児が子宮の中で正常に育っているどうかを確認いたします。胎嚢が子宮の中に確認できるまでは、子宮外妊娠などの異常妊娠の可能性も除外できないので、慎重に診ていく必要性があります。
胎嚢（赤ちゃんが育つ袋）が確認できたら、次回の診察では胎児およびその心拍を確認していきます。心拍が確認できるまでは、流産の心配もあります。
【心拍が確認できたら】
赤ちゃんが順調に育っている事を確認いたします。赤ちゃんが順調に育ち、大きさなどから予定日が正確に決定しましたら、スタッフから母子手帳交付手続きや今後の妊婦健診などについても、詳しく説明、指導させて頂きます

 

妊婦健診で行われるおもな検査

 

～12週  経膣超音波検査、初期血液検査、子宮がん検査、妊婦指導

  13週～超音波検査、尿検査、体重・腹囲・子宮底測定、帯下検査（胎児の感染を予防するために、細菌感染の有無をチェック）、妊婦指導 

　※ご希望のある方にはクアトロテスト（母体血液中のホルモン値からみる胎児ダウン症の確率値診断）ご希望の方、ご紹介出来ますので、お尋ねください。

 

健診の受診間隔目安

 
胎児心拍確認、予定日決定まで　 2～3週おき

　　　　　　　  　　～　24週 2週～4 週おき

★５か月以降の健診については予約制となりましたので、来院時ご案内致します。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　

分娩施設への紹介について

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当院では妊娠経過に大きな異常がなければ、32～36週頃まで妊婦健診を致しております。
その後の健診はご希望の分娩施設にご紹介致します。（里帰り出産の方は帰省されるご都合に合わせますのでお申し出くださいませ。）
転院の際、妊娠経過などを詳しく記述した紹介状をお渡し致します。

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主な紹介先

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基本的にはご希望の分娩施設どこでも紹介状をお書きできます。 当院の主な紹介先を一部だけ列挙します。

・東京女子医科大学八千代医療センター、東邦大学佐倉医療センター　他

里帰り出産をご希望されている場合は、ご希望の病院へ紹介状をお書きします。

※分娩施設への確認はご自身で問い合わせをお願いしております。
分娩を取り扱っているかどうか、いつ頃までに受診したらよいかを必ず早い時期にご確認下さいますようお願い申し上げます。

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