プラセンタ療法
プラセンタ注射が可能になりました。
ご希望により接種が可能です。自費の場合は1度に2アンプルの接種まで可能です。
症状により、先生が判断した場合により 保険適用が可能です。ご相談ください。
最近では、疲労回復など、更年期障害の治療に有効な効果がでております。
当院では、製薬会社により無菌な人間の胎盤より精製した厚生省認可の『メルスモン』を使用しております。(更年期と診断された患者様は、場合により保険適用となる事があります)
プラセンタ療法の歴史
プラセンタ(Placenta)は英語で「胎盤」を意味します。胎盤は漢方薬としての歴史は古く、唐の時代から不老長寿の妙薬として貴重とされてきました。近代ではソビエトの科学者フイラトフ教授が、組織療法に胎盤を応用したことに始まります。胎盤エキスの注射薬としては、50年ほど前に厚生省から「肝機能改善、肝硬変」、「更年期障害、乳汁分泌不全」の治療薬として認可を受けています。
胎盤エキス(プラセンタエキス)について
プラセンタとは、子宮壁に付着し胎児を育てるために、胎児に酸素と母親からの栄養を運ぶのが役割です。動物では肉食動物ばかりでなく、草食動物までもが自らの胎盤を出産直後に食べることは、皆様ご存知の通りです。
プラセンタは、歴史的には中国ですでに3世紀ごろから紫河車という名で催乳、強壮、強精を目的に煎じたり、軟膏と混ぜて薬用とか化粧品に利用していました。秦の始皇帝は不老長寿薬として珍重していたといわれます。日本においては加賀の三大秘薬のひとつ、昆元丹にやはり不老長寿薬として使われていたという記録があります。
胎盤の薬理作用
免疫賦活作用 病気に対する抵抗力を高める
抗アレルギー作用 アレルギーを抑える
疲労回復作用 疲労の回復を促す、元気が出る
美肌促進作用 シミ、シワ、ニキビ、美白を促す
プラセンタ治療の効用
婦人科 更年期障害、生理痛、生理不順、冷え性、無月経、乳汁分泌不全
アレルギー 気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎
内科 肝硬変、アルコール肝硬変、脂肪肝、胃・十二指潰瘍、便秘、貧血、糖尿病
整形外科 腰痛、関節痛、肩こり
神経 不眠症、自律神経失調症、頭痛
美容 美白、美肌、シミ、シワ、たるみ
感覚器 目→視力向上、視野拡大、白目が白くなる、眼振
耳→耳鳴り、めまい
嗅覚→味覚、アルツハイマー予防
鼻→花粉症
プラセンタの副作用
これまで、この療法を行って重大な副作用が起きたという報告はありません。注射部位の発赤、痒みなどが起きる場合がありますが、すぐに消失します。注射薬はホルモンを除去してあります。また、どちらも完全滅菌してありますので、感染症の心配はありません。